2022/10/24
一般的に中古車は年式が古い、走行距離が多いなどの理由で価値が下がります。希少な高級車など一部の例外を除き、古い物や酷使した物は買取不可になることも珍しくありません。しかし、トラックの場合は素人目には無価値に思えるような状態であっても高額買取になる場合があります。トラックは長距離走行や過酷な環境での走行を前提としていることから作りが頑丈であり、走行距離10万キロを超えた車両でも性能の低下はほとんど見られません。
そのため、古いトラックでも所有者が驚くほどの高額買取になることも珍しくないと言えます。また、日本製のトラックは外国での需要が多いのも価値が高く見積もられる理由です。作りが頑丈で走行性能も高い日本車は舗装されていない悪路でもスムーズに走ることができます。外国への販路を持つ業者は自社でのメンテナンスを行う所が少なくないので、故障している車両でも高額で売れる可能性があります。
中古トラック業者の間では2トンサイズの車両が特に人気です。積載量は少ないものの小回りが利くので機動性が高く、様々な環境で快適に走行させることができます。作りが頑丈なのでメンテナンスの手間もかからず、長く乗り続けることも難しくありません。そのため、年式が古い車両でも高額な買取価格を期待できるでしょう。
少しでも高く売るには外国への販路を持つ、商用車や作業車に詳しい業者を選ぶことが重要です。車両が持つ機動性や利便性を正確に見極め、査定に反映してもらうことができます。